「認められたい」の正体 承認不安の時代 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2011年3月18日発売)
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本棚登録 : 1005
感想 : 88
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数年前に読んだ本だけど、メモを見返しての感想。

就活に苦しんでいる自分に響く内容だった。まさに“承認と自由の葛藤”に悩んでいた。
つまり、
「大企業や名の知れた企業、ホワイト企業に入り、親や恋人、指導教員、同期から承認を得たい」という気持ちと、
「一般的な企業で働くことが絶望的に向いていない(インターンが全て苦痛だった)ので、無名で給料も低いが自分の適正に合った仕事をしたい」という気持ち
の2つで葛藤していた。
自分の中にいる“一般的他者”の視野を広げることで、承認と自由の両立が可能であるという言葉に励まされた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学
感想投稿日 : 2021年5月22日
読了日 : 2018年4月7日
本棚登録日 : 2018年4月8日

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