風景が、とかじゃなくて、表現が、文章がきれい。
登場人物たちが文学少年・文学少女過ぎるきもするけど...
喩えが特に色鮮やか。
***
それぞれの立場や境遇故に成長や大人について考えてることはあった。
けど朔が大きくなるにつれて、読者である自分自身に近づくにつれて、自分の小ささに気づかされるようでちょっと怖かった。
恋とか、大切なものとか。この本を通じて自分が見えるような気がした。
でも、だからと言って朔や塔太が大人、ってわけじゃなくて。
幼いうちにたくさん過ちをしなさい、とか聞いたことあるけど......
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2012年6月20日
- 読了日 : 2012年6月19日
- 本棚登録日 : 2012年5月31日
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