主人公は虐殺を悪と明確に捉えていたが、ラストではその自明性を喪失していた点が面白い。そしてその意思は本人の意思なのか、彼の誘導なのか、それともー。
私のこの感想は私の意思なのか。そもそも私の意思とはなんなのか。私は人間で、人間は肉の塊に遺伝子というプログラムが内蔵されているだけで、遺伝子は単純な構造の物質でしかない。
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- 感想投稿日 : 2019年4月13日
- 読了日 : 2019年4月13日
- 本棚登録日 : 2019年4月13日
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