虐殺器官 3 (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA (2017年12月25日発売)
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本棚登録 : 49
感想 : 4

主人公は虐殺を悪と明確に捉えていたが、ラストではその自明性を喪失していた点が面白い。そしてその意思は本人の意思なのか、彼の誘導なのか、それともー。

私のこの感想は私の意思なのか。そもそも私の意思とはなんなのか。私は人間で、人間は肉の塊に遺伝子というプログラムが内蔵されているだけで、遺伝子は単純な構造の物質でしかない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年4月13日
読了日 : 2019年4月13日
本棚登録日 : 2019年4月13日

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