高知出身の有川さんが書いたお仕事小説。高知県庁の観光に関しての仕事をするおもてなし課についての本。この作品を読むと、絶対高知に行きたくなると思う。高知県庁のホームページに実際におもてなし課があった。観光振興部という部に含まれていたので、地域の観光業の活性化のために作られたのだと思う。おもてなしキャンペーンやおもてなしトイレ、おもてなしタクシー、他には外国人観光客向けのものもなど観光客へのおもてなしに関しての様々な活動をしているようだ。「ガイドと巡る土佐の旅」という地域の食や観光地を紹介したパンフレットも作っていた。ホテルの災害対策やコロナ危機を乗り越えるための支援もしているようだ。この本に出てくるおもてなし課がフィクションではなく、実在するものだったのは知らなかった。
物語は仕事についてがメインだが、恋愛についての部分もある。それに、どの登場人物も魅力的でとても楽しむことができた。読みやすくて面白く、読後には爽やかな気持ちになった。コロナの影響で観光業はとても大変な時期だと思う。コロナが落ち着いて、また旅行できるような日々に戻ったら、まずは高知に行きたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年6月27日
- 読了日 : 2021年6月25日
- 本棚登録日 : 2021年6月25日
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コメント 4件
アールグレイさんのコメント
2021/06/27
HARUTOさんのコメント
2021/06/28
アールグレイさんのコメント
2021/06/28
HARUTOさんのコメント
2021/06/29