その昔、小遣い握りしめてコロコロ買いに本屋へ走った。もちろん帰り道も走って家まで帰った。行き帰りの僅かな時間のウキウキ感。たまらなく好きな時間だった。奇跡的にまだその書店は地元にある。奇跡的にもだ。当時笑顔でコロコロを渡してくれた親父さんも未だ現役。もちろん経営は厳しい。それでも頑張って店を開け続けてくれている。街に本屋がなくなったら困るでしょ?あの親父さんと同じ思いがこの本には詰まっていた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年2月17日
- 読了日 : 2016年11月20日
- 本棚登録日 : 2018年2月17日
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