本編と付録2編が入った内容。
古本屋の「無窮堂」の店主、真志喜とその友人の瀬名垣、及び友人夫婦の物語。本編でも付録でもBLの雰囲気が濃厚に出ていてギリギリの表現が更にドキドキ感を増す。何かの事件があって、罪悪感や後悔の元になっているのが、後半に明かされる。真志喜の父親の失踪が意外なところで顕在化する。こちらの古書買取勝負もドキドキしてくる。
値段の勝負は結局どうだったのだろうか?
本に掛ける二人の情熱が凄い。
付録の中では男性教師や友人女性にも好かれる真志喜が描かれる。脅されながらも従う教師が可哀想になる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年9月1日
- 読了日 : 2023年9月1日
- 本棚登録日 : 2023年9月1日
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