公取委は立入、押収、本庁での事情聴取とフルコースで経験・・・。 そのため描かれている内容が、残念ながら良く分かってしまう。
推理小説というより、仕事に悩む若手の成長物語のようだ。白熊楓が事情聴取した相手が自殺したという重い内容からスタート。警察官の父親に憧れ、警察に入りたかったのに母親に反対されて公取委に。失敗の度に辞めることを考えてしまう。部署を飛ばされ、相棒は天才の変人の小勝負勉。
敵は強大な権力と悪知恵で、何度も罠に嵌めてくる。小勝負に反発していた白熊は、途中から協力して戦って行く。次から次へと展開が変わるので、楽しく読み進められる。
二人の関係がどう進むのかは、次作に続くようだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2023年3月16日
- 読了日 : 2023年3月16日
- 本棚登録日 : 2023年3月16日
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