地球に小惑星が衝突する直前という特殊設定下でのミステリー。舞台は九州太宰府。
地球滅亡寸前でわざわざ殺人を犯すのか、またその殺人犯をわざわざ捕まえるのか、という疑問は当然あって、そこを気にしながらの読書。
終末世界の描写は少ないが、飲料水や食料や車のガソリンなどすぐ出てくるような疑問点はきちんと説明されていて、読む進めるうちにいろいろと納得感が出てくる。
いかに終末が近くとも、普通の人間は身の回りの日常に気をとられるんだろうなと想像できた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2023年11月26日
- 読了日 : 2023年11月26日
- 本棚登録日 : 2023年11月26日
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