機密費の内訳で最も多かったのが、対陸軍接待費という所にやるせなさを感じる。もっと他に使い道があるだろうと思いつつも、当時の陸軍の大きさというものを感じて慄然となる。
それと同時に現地居留民に引きずられる外務省と軍部の姿も見えてくる。現地における既得権益を守ろうとして、泥沼にはまっていく姿を。
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カテゴリ:
昭和史
- 感想投稿日 : 2019年1月28日
- 読了日 : 2019年1月28日
- 本棚登録日 : 2019年1月28日
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