ホラー系ミステリ連作短編集。
いつも通りのロジックミステリーだが、全体通して扱う相手が人外のもので、ホラーテイスト。
個人的に、著者の短編集は当たり外れの幅が大きい。
テーマは毎回大胆・独自に変えてくる一方で、ミステリとしての手順が論理を重ねる形に統一されているので、双方の相性いかんで好き嫌いに差がでる。
今回は意外とよい方向に働いており、キレのある起承転結の後から、ホラーな感触を味わうことが出来た。
最後三作が好み。
3
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年7月31日
- 読了日 : 2013年8月23日
- 本棚登録日 : 2015年4月12日
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