古野まほろによる、警察小説。天帝シリーズのスピンオフ的な作品でもある。
著者の極端に先鋭的や作風の効かせ具合が、非常によい。
展開を邪魔しない、でも退屈しない、そんなバランス。
初期シリーズだとミステリとしての結末がぶっ飛び過ぎなところが、個人的には少し不満だったが、見事に解消され、奇抜なエンターテインメントになっていると思う。
今後の作品も買ってしまうと思う。
4+
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2016年1月4日
- 読了日 : 2011年5月25日
- 本棚登録日 : 2015年4月12日
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