梓崎優の第二作、長編ミステリ。
異国の、異色の環境下での少年たちの生活と、そこで起こる事件を扱う。
雰囲気や登場人物たちの感情・行動は、一作目に続きとてもリアルに感じられ、知らない世界へもすんなり引き込まれる。
フー・ハウ・ホワイダニットとはあまり美しくないが、事件の真相とは別で張られる伏線とその回収は、それなりに興奮した。
文章に安定感があるので、後作も追っていきたい。
3+
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2015年7月31日
- 読了日 : 2013年9月29日
- 本棚登録日 : 2015年4月13日
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