マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房 (1993年3月1日発売)
3.85
  • (242)
  • (194)
  • (300)
  • (21)
  • (5)
本棚登録 : 1503
感想 : 208
4

緻密で重厚。
探偵がトリックをあばくようなミステリーではない。
刑事が真実にたどり着くまでを描く警察小説。

凶器の確定方法が「え、そうやるの?」と疑問。
犯人の動機わかりずらい。ただ単に不正が許せなかっただけなのか?

終盤のホテルの一室でのやりとりはヒリヒリとした緊迫感がある。

シリーズ化や続編への布石なのかもしれないが、
主人公の元妻や義兄の存在は蛇足ではなかろうか。

ブックオフで200円、とても良い買い物だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月4日
読了日 : 2019年3月4日
本棚登録日 : 2019年3月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする