森金融庁長官が就任以来の金融行政の転換、地域金融機関の課題がコンパクトにまとめられている良書。
金融庁だけを見て、健全性の維持と収益の拡大をひたすら唱える硬直的な経営。疲弊する地方経済。本書は地域金融機関の問題をこれでもかとつきつける。
それゆえ行政の転換に至ったわけだか、しかし、銀行の経営戦略にまで踏み込む金融行政って、何なんだろう?ただの過剰介入?自ら考えることのできない金融機関はそもそもまともな企業と言えるのか?
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- 感想投稿日 : 2016年10月7日
- 読了日 : 2016年10月7日
- 本棚登録日 : 2016年10月7日
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