コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2020年3月5日発売)
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本棚登録 : 1869
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まさに「ものはいいよう」である。言葉を媒介にして分かったつもりになるので,言葉によるフレームによって同じものでも白黒灰と別なものとして分かろうとする。だからこそ,言葉についてのさまざまを理解しておくことは有用である。本書はコピーライターである著者の仕事観や言葉観?が綴られている。言葉の機能にはいろいろあるが,コミュニケートする機能に注目している。人と人をコムする。知ってもらう,考えてもらう,動いてもらう。言葉に他者への強制力はないが,言葉をどう表現するか(コンテキストを含むアートデザイン)で人(自分を含む)を動かすことが可能であることを本書では示唆している気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: トリビア 寄り道 フラッと
感想投稿日 : 2023年5月6日
読了日 : 2023年5月6日
本棚登録日 : 2023年5月6日

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