2011年10月25日読み始め 2011年10月29日読了
ドラマ「南極大陸」の放送を受けて、岩波書店のツイッターで紹介されていたのをきっかけで読みました。最近復刊されたそうです。
著者は第一次南極観測隊隊長であった西堀栄三郎。越冬隊として1年間南極に滞在した時の日記にあとから追加したのが本書です。
日記なので、本音に近いつぶやきのような文章で面白いです。はっきりとは書いていませんが、隊員たちの悩みや集団でのぶつかり合いがうかがえます。
1950年代の世相も反映されています。「最近売れている「鍵」という本を読んだがまったくくだらない」と書いてますが、これは谷崎潤一郎の「鍵」なのでしょうか。笑ってしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2011年読んだ本
- 感想投稿日 : 2011年10月30日
- 読了日 : 2011年10月30日
- 本棚登録日 : 2011年10月16日
みんなの感想をみる