南極越冬記 (岩波新書 青版)

著者 : 西堀栄三郎
  • 岩波書店 (2002年6月12日発売)
3.71
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  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004151029

南極越冬記 (岩波新書 青版)の感想・レビュー・書評

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  • 「ものづくり道」、「石橋を叩いても渡れない」で著者の優れたリーダーシップ論にふれ、第1次南極越冬隊の隊長としての姿に興味を持ち読む。隊員たちのやる気を削がないように気を配りながら、言いたいことを我慢したり、言い過ぎたことを反省する様子がわかる。日々自分自身と葛藤しながら、優れたリーダーシップを維持されていたことが意外だったが、却って勇気づけられた。

  • 第一次南極越冬隊隊長の西堀栄三郎氏の越冬記。
    日記からおこしているので変な脚色が入らず、事実を追うことができるとともに、素直な西堀の考え方とその変遷がみえて面白い。

    いま読んでも下手な冒険小説よりワクワクする冒険記であった。
    なにより資材も道具も不足する中で創意工夫で乗り切って行く様はイノベーションの集まりである。
    また、過酷な環境でも地道に研究を続けて行く隊員や基地の中でのリアルな人間模様が見える。

    あと、南極2号らしきべんてん様と呼ばれる人形のくだりもありまさに生の冒険記である。

  • 2011年10月25日読み始め 2011年10月29日読了
    ドラマ「南極大陸」の放送を受けて、岩波書店のツイッターで紹介されていたのをきっかけで読みました。最近復刊されたそうです。
    著者は第一次南極観測隊隊長であった西堀栄三郎。越冬隊として1年間南極に滞在した時の日記にあとから追加したのが本書です。
    日記なので、本音に近いつぶやきのような文章で面白いです。はっきりとは書いていませんが、隊員たちの悩みや集団でのぶつかり合いがうかがえます。
    1950年代の世相も反映されています。「最近売れている「鍵」という本を読んだがまったくくだらない」と書いてますが、これは谷崎潤一郎の「鍵」なのでしょうか。笑ってしまいました。

  • 1957年2月~1958年2月までの南極第一次越冬隊の話。越冬隊隊長による、自身の日誌やメモなどをまとめて作った本です。この西堀栄三郎という人は、年配の人ならば知っている人が多いと思いますが、今西錦司、桑原武夫、梅棹忠夫といった人と交流のある、当時の日本の知の世界の中心にいた人のようですね。

  • [ 内容 ]
    氷雪と烈風の南極大陸に、日本人として最初の越冬事業をなしとげた西堀越冬隊長の日記。
    生命をおびやかす厳しい自然のうちに生活した人間の三六五の日々が、ありのままに切実に再現されている。
    読者は、ここに生々しい形で南極観測の意義と方法を知るとともに、一人の実践的な科学者の知性と勇気にふれて心に励ましを受けとるだろう。

    [ 目次 ]


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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 20110303 がんこオヤジのつぶやき。

  • <a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004151023?ie=UTF8&tag=c0e88-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4004151023">西堀栄三郎氏が南極越冬隊長として初めて南極の地を訪れた時の日誌。過酷な南極の環境下で、ものがなくても工夫して代用品を創る創意工夫に満ちた生活など、日本初の南極観測隊のことを描いた作品。同氏の著作は大好きなのだが、この作品は無理からぬことであるけれど、やたら「ブリザード」の記述が多い印象がある。</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=c0e88-22&l=as2&o=9&a=4004151023" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

  •  
    ── 西堀 栄三郎《南極越冬記 19580731-20020612 岩波新書》20090722 復刊
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4004151023
     
     西堀 栄三郎 化学 19030128 京都 19890413 86 /京大教授〜作詞《雪山讃歌》
    /1954^1958‥‥ 同志社栄光館で講演/南極一号考案?“探検のカリスマ”
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19880410 京都岳派 ~ 美女と野獣たち ~
     
     村越 望   気象 19260713 東京 20141013 88 /1956 南極地域観測隊隊員
    /東京大学山岳部所属。大蔵省職員/19570713 Sat(中野・村越の誕生日)
     
     野外の哲学者 ~ 手指腕は第二の脳である ~
    http://d.hatena.ne.jp/aedlib/20090911
     南極日記・草稿 Mail20090909 to Naoyuki,
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20120804
     氷と水と風 ~ 手ぶらで帰らない人々 ~
     
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/401064169X
    ── 朝比奈 菊雄・編《南極新聞 上 19820625 旺文社文庫》
     
    (20090907)(20141101)
     
     ◇
     
     村越 望 気象 19260713 東京 20141013 88 /1956 南極地域観測隊隊員
     野外の哲学者 ~ 手指腕は第二の脳である ~
    http://d.hatena.ne.jp/aedlib/20090911
     南極日記・草稿 Mail20090909 to Naoyuki,
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/528475191496945664
     

  • 大いなるバカ、男のロマン。
    「へんくつじじい」と「無邪気な子供心」は表裏一体な気がした。
    そんな初代南極越冬隊隊長の日記。

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