それは運命の恋だから (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館 (2018年4月10日発売)
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本棚登録 : 199
感想 : 17
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お見合いパーティーカップル

会社では独身主義の皮肉屋の拓海。それはゲイであることを隠すためで、本当は恋愛小説が大好きなロマンチストで、運命の出会いに憧れていた。
しかし、ゲイであることからそんな出会いは流石に厳しいと思い、意を決してお見合いパーティーへ。
しかし気になる人とはロクに話も出来ず、惨敗で、絶対カップルにはならないと思って相手の名前を記入したところ、まさかのカップル成立。
紳士的な細谷に緊張しっぱなしではあったものの、とても幸せだった。
しかし、細谷が拓海を選んだ理由、そしてそもそもお見合いパーティーに参加した理由を思いがけないタイミングで知り、ひどく傷ついて…

安定して読めるお話。
後半は細谷の従兄弟や同僚も加わり、色々あって、でも天涯孤独のさみしがりの拓海が大事にされて、幸せになる話で、ストレスなく楽しく読めました

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・ツ
感想投稿日 : 2019年9月4日
読了日 : 2020年7月19日
本棚登録日 : 2019年9月1日

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