強面の純情と腹黒の初恋 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房 (2014年4月24日発売)
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感想 : 18
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教師先輩×後輩
同い年ながら塾講師から転職してきた梓馬と担任、副担となり指導することになった双葉。
怒ってるわけでも不機嫌なわけでもないのにいつも眉間にシワが寄り、近づきがたい印象を誰にでも持たれているのは自覚していてもどうしようもなかった。顔に似合わない甘党で、双葉なんて名前で、熱血教師で。
しかし梓馬は何一つ笑うことなく双葉を受け入れてくれた。少しずつ気を許すようになる中で、酔って梓馬にキスされた双葉はゲイでもないのになんだかモヤモヤ。
一方、誰にでも受けのいい好青年の梓馬は顔に似合わず腹黒で、自覚のないゲイを嗅ぎ分けてはその気にさせてサヨウナラする八方美人の軽い男だった。
そんな本性を思いきってゲイバーに行ってみた双葉に知られてしまい…
腹黒男の初めての純情って感じのお話なんだけど、なんだかんだと梓馬もそこまで悪い男じゃないよーな感じなので、いっそ突き抜けて悪いくらいでもよかったんじゃないかと考えなくもないんですが。
もっと腹黒エピソードが欲しかったところですかね。
見た目で得してる男と損してる男の話です。
双葉かわゆい。でも何気にマチが気になりました。言いたいこと言って豪快な彼と、彼氏の小宮山さんの話も知りたいところです。
マチにやりこめられてる梓馬がうける。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・ウ
感想投稿日 : 2014年6月11日
読了日 : 2014年6月11日
本棚登録日 : 2014年4月21日

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