2022年5月15日
初期の作品なのかな。
男まさりの知佐が騙し討ちのように江戸の祝言にやって来て、故郷に帰るすべもなく、居残りするほかない。
そこでうまれる情。
大女の大滝。容姿に似合わない女らしさ。
幸せを掴むのに臆病な人たち。
今現在も通じる心の機微。
その世界で幸せ者が増えて嬉しい。
武家ものの2篇は読みづらくて最後までは
読んでいない。
参考文献も書いてあり、解説にあった通り,実験的な作品なのだろう。
かたくて、説明的で。
町民と武士の違いなのか、町民の話の方が好き。
2023年9月9日
再読
梅匂う、大女の大滝
余寒の雪 男まさりの知沙
で既視感。
やはり読んでいたのね。
やはり面白い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月16日
- 読了日 : 2023年9月10日
- 本棚登録日 : 2022年5月16日
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