絵本 地獄――千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

  • 風濤社 (1980年8月31日発売)
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感想 : 100
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光と闇。極楽と地獄。そして生と死。
私たちは、その両面を常に感じて生きなければいけないと思う。
たとえ子どもであろうと。
そうでなければ、生きていることの本当のありがたさはわからないから。
ショッキングな地獄のシーンが次々と続いたあとに
すっくと立ち現れる地蔵菩薩の姿は、尊く美しい。

  こどもたちよ、いのちをそまつにするな!
  無間地獄(むげんじごく)はおそろしい。
  だが、もっともっと、いたましい地獄があった。
  さいの河原じゃ。 

将来、孫ができたら、是非とも読み聞かせたい絵本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2012年5月3日
読了日 : 2012年5月3日
本棚登録日 : 2012年4月30日

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