文章のゆるさが良い。お題にふさわしいゆるさ。論じゃねーじゃんこれ、ってこの本を斬っちゃうのは無粋かと。落語はライブである等「空間」(空気感と言ってもいいのかな?)を重視する作者の考えにほお、と。
江戸時代から急に近代化したせいで生まれた息苦しさを前近代的な落語でうまく人々は息抜きしてきたんだ、と言う考えもほぉ。
しかしこのお方、文章の端々から見て、歴史がお好きなんじゃないかしらんと思ったのは私だけでしょうかね。兎にも角にもゆるさが素敵な本です。これが寄席のなのかね。行ってみたいものです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2014年9月19日
- 読了日 : 2014年9月19日
- 本棚登録日 : 2014年9月19日
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