シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精 (角川ビーンズ文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月1日発売)
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感想 : 129件
人間が妖精たちを使役しているという世界。それに抵抗がある主人公の銀砂糖師のアン。こういう差別構造の舞台設定がいかにも三川みりだ。処女作からちゃんと自分なりの個性を持っているのが大したもの。アンは、戦士妖精のシャルを買って、銀砂糖の細工作品の大会に出るために旅に出るが、これがなかなか大変な道中になる。アンの健気な思いもかわいいし、シャルが少しづつ変わっていく過程もいい。銀砂糖師としての成長も見どころだが、人と妖精との関わりもこのシリーズの大きな柱になっていくのだろうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年4月3日
- 読了日 : 2022年4月3日
- 本棚登録日 : 2022年4月3日
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