SROV - ボディーファーム (中公文庫 と 26-19)

著者 :
  • 中央公論新社 (2013年3月23日発売)
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本棚登録 : 737
感想 : 75
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潜伏していたシリアルキラーの近藤房子が再び動き出す。SROのメンバーも捕獲のために動き出す。両者の攻防が激しく始まる。メンバーの芝原麗子は房子に痛めつけられた精神的ショックが尾を引いているし、尾形洋輔は家庭に問題を抱えている。房子を撃つのをためらたがゆえに相棒を殺され捜査1課で干されていた坊屋久美子がSROに移ってくるなど脇のエピソードには事欠かない。上司に強要され、芝原麗子を囮にして房子をおびき出そうとするが、そこは房子のこと、最後まで予想外の展開でぐいぐい読ませる。こういうシリアルキラーは本当にいるのだろうか。いたら恐ろしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察小説
感想投稿日 : 2021年1月26日
読了日 : 2021年1月26日
本棚登録日 : 2021年1月26日

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