名古屋の大須の商店街やお祭りなどの様子が出てきてローカル色が豊かでいい。北野神社の駆け出し神主の諒はあやかしが集う居酒屋の店長でもある。あるとき、弱った二股の尻尾のあやかし子猫を拾うのだが、男の子の姿となってトータと名付けられ一緒に住むことになる。そのトータを巡る温かな気持ちになる連作短編集。出てくる酒の当ての料理が非常に美味そう。
読書状況:読み終わった
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ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年8月4日
- 読了日 : 2022年8月4日
- 本棚登録日 : 2022年8月4日
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