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高校の吹奏楽部が開催した演奏会を聴いて
吹奏楽を始めた少年と幼馴染の少女が
憧れの高校に入り、全日本コンクールを
目指す部活物語。
部活内の上下関係や出演者を決める競争、
進学のための勉強と部活動のバランス、
いろんな葛藤をしながら目標に向かって
努力する高校生たちの物語。
全国大会出場を目指した経験がないので、
強い憧れや熱量に共感はできないけれど、
学生という限られた時間の中で目標を持って
過ごした時間という部分では想像ができて
懐かしさを感じました。
作中で記者が発した『眩しい』という一言の
方が今の自分としては共感です。
将来への悩みや夢と希望、精神的な葛藤など、
ジレンマより、真っ直ぐ走れる高校生という
時間の瑞々しさ感じた物語でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月5日
- 読了日 : 2022年8月5日
- 本棚登録日 : 2022年8月5日
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