誰しもがうまく人に思いを伝えれなくて不器用な面を持っていて、それでも向き合わなければいけない現実がある。しかし、いつの間にかその現実に溶け込んでいる。そこには1人で考える時間も必要だが、何より家族や友人の支えがある。ありきたりなテーマかもしれないが、その当たり前さに気付かされた。妻の死、妻の浮気、立て続けに襲う絶望はきっと計り知れないものなのに、どこかおかしくて、切なくて、温かく描かれている。ハワイの世界観はもちろん、音楽や演出、ひとつひとつに愛を感じる。そして近年絶好調のジョージ・クルーニーのなかでも、稀に見る好演。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2013年3月10日
- 読了日 : 2013年3月10日
- 本棚登録日 : 2013年3月10日
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