主人公の竹中は、次期頭取を巡る争いをなんとか収拾させ、ホッとしたのも束の間、芙蓉・ACB・産銀(富士・第一勧銀・興銀)の統合、住之江・さつき(住友・さくら)の統合のニュースを目の当たりにし、協立銀行は都銀上位行として唯一取り残される。
何とか、東亜・あけぼの(東海・あさひ)との統合に漕ぎつけるが…
銀行という社会的地位の高さから、それぞれの行員はプライドと意地を背負いながら仕事をしている。その銀行同士の合併に難航はつき物と思うが…華やかな合併劇の裏での、凄まじい人間関係を垣間見ることが出来るんじゃないでしょうかねぇ。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2007年5月28日
- 本棚登録日 : 2007年5月28日
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