魔王との最終戦争で、命を落とした一兵卒が生まれた瞬間に戻るお話。
前回死ぬ瞬間までの記憶を持つ主人公は、この先魔人に人間が襲われること、人類滅亡の危機に瀕してようやく国同士が結託して得ることのできた技術などの知識を持っている。
主人公は魔人が襲ってくる前に人類の力を強くしようと考えるが、人類同士がいがみ合う現在の状態では未来の技術を教えても他国を襲うための技術として使用され、魔人との闘いの前に人類同士で貴重な戦力を削りあってしまう可能性もある。
自分の持つ情報を誰に、どのタイミングで伝えるかを悩むのがこの本の魅力かと私は思いました。
私はとても好きです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2019年6月24日
- 読了日 : 2019年6月23日
- 本棚登録日 : 2019年6月23日
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