青木きららのちょっとした冒険

著者 :
  • 講談社 (2022年11月10日発売)
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本棚登録 : 246
感想 : 23
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9篇を収録した短篇集。驚くのは、全篇に“青木きらら”が登場することだ。最初と最後の作品は繋がっているので、別人格の青木きららが8人登場する。主人公のときもあれば、脇役(しかも憎まれ役!)のときもあり飽きさせない。そして描かれている内容もなかなかシュールだ。
藤野さんの著作は『来世の記憶』しか読んでおらず、合わない作家だと思っていたが、本作はとても好みだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月29日
読了日 : 2022年11月29日
本棚登録日 : 2022年11月29日

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