小学生の頃、ティーンズハートというピンク色の背表紙が書店の棚で存在感を発揮しまくっていたレーベルにハマっていました。
今でも第一線で活躍されている作家としては、小野不由美先生や藤本ひとみ先生なんかが有名ですね。
当時は小野先生が学園モノのミステリ、藤本先生がフランス風ファンタジーを書かれていたので、近年の著作の前身を生み出したレーベルといっても過言ではないのではないでしょうか。
で、本作の著者である狗飼先生がティーンズハート出身の作家ってわけでもないのに、なんでこんな話をくだくだしく述べたかと言いますと。
文体はティーンズハートを彷彿とさせるライトな読み口なのに、どっこいヒロインが異様にヘヴィな女のラブストーリーだったんですよね。。。。。(震)。
子供の頃の読書体験を思い出しつつ、私自身の経験を重ねたりして、なんだか複雑な気持ちになったのでした。
恋って、どんな風に始まるものだったろう。誰かが教えてくれたらいいのに。
私が彼女に、彼女たちにかなうわけなんかない。だからいつも、最初からあきらめた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年1月18日
- 読了日 : 2018年11月13日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
みんなの感想をみる