学生時代、芸術論を選択して、授業で語られる様々な「戦慄の」場面に、そんなことが絵に描かれたのかと驚いたことを今でも思い出します。絵=美しいもの、という認識をあっさりと覆されました。思えば、写真のなかった時代は、こうやって絵によって語り継がれていくこと、教訓とされることが当たり前だったのかもしれません。よく知られた絵画をここまで「読ませて」くれる著者さんの文章にも脱帽です。
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- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月7日
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