50代で亡くなった7つ年下の奥様のことを書いた本ということで、私が手に取るのも少し躊躇われたが・・・本の中に散りばめられた思い出がとても愛おしく感じる。今も生活の所々に奥様の思い出があって、それが優しい。 コラージュ風の作品。
「最近、眠る新しい楽しさが加わった。夢で時折り家内に会えること。」とあった時、ふと小町の和歌を思い出した。
うたたねに恋しき人を見てしより夢てふ物はたのみそめてき
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他
- 感想投稿日 : 2014年1月15日
- 読了日 : 2010年11月23日
- 本棚登録日 : 2014年1月15日
みんなの感想をみる