濃い一冊でした。これまで明智光秀にはあまりいいイメージがなく、
ちょうど今年の大河ドラマで明智光秀を見る目が変わった時に
いいタイミングで本作と出会えました。
今でこそ少し陳腐な感じもする描写もありますが基本は骨太で男臭く
文章も読み応えあり。
章毎に時代が変わっていき最後にそれらが昇華され…。
読後は壮大な本を読み切った爽快感とじんわりした余韻が残ります。
なんせ濃いので、同じ作者の次の作品をとは思えないですが
読書の醍醐味が味わえる一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2020年11月2日
- 読了日 : 2020年11月2日
- 本棚登録日 : 2020年11月2日
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