ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1967年3月2日発売)
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本棚登録 : 3504
感想 : 347
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二重人格者の物語というのは知っていましたが、博士がもともとは普通の人間だったとは思っていなかったので、おもしろかったです!
ふとした欲から軽々しく薬を服用してしまい、それを繰り返すうちにますます引き返せなくなり…結末は悲しくて恐ろしかったです。
でも、博士の裏返しの存在であるハイド氏を、全面的に否定する気持ちにはなれませんでした。
それは私の心にもハイド氏が住んでいるからかも…?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 手元にある本
感想投稿日 : 2013年10月20日
読了日 : 2013年10月20日
本棚登録日 : 2013年10月20日

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