もともとこの作家さんは苦手なこともあり独断と偏見に満ち満ちた感想になってしまうのだが…
それでも今回はお得意の音楽小説だからか変に羽目を外したりなどの悪癖もなく丁寧に伸びやかにまさに彼女のいいとこ取りの出来映えになっておりこれならばダブル受賞もごもっとも。
だがしかしだ、ピアノコンクールの予選までをここまで壮大なファンタジーに仕立てておきながら最大級ドラマチックに描かれるべき本戦をなぜ端折る?
これでは順位付けも曖昧で銀の衣装のコンテスタントを応援していた読者が納得出来ないじゃないか!…
嗚呼やっぱりあなたは恩田陸でした
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月3日
- 読了日 : 2019年2月3日
- 本棚登録日 : 2019年2月3日
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