太宰が国木田と出会ってからの最初の事件。
最初の方の文豪気取りの文章ははっきり言って読み辛い。
途中からは少しずつ読みやすくなっている気がする。
アニメ版と違うところも多いが、面白かった。
国木田の理想に燃える現実主義者という姿は、現実的な理想主義者という蒼の王と紙一重で、一歩間違うと理想か現実のどちらかに潰されてしまうという危うい面を持っているということが印象的だった。
国木田が理想に潰されて自滅するのか、何かを成し遂げることができるのかは今の時点ではわからない。
それにしても、太宰のチート感がすごい。
主人公している。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月19日
- 読了日 : 2017年2月6日
- 本棚登録日 : 2017年3月19日
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