文豪ストレイドッグス 太宰治の入社試験 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年3月29日発売)
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本棚登録 : 1779
感想 : 83
5

太宰が国木田と出会ってからの最初の事件。
最初の方の文豪気取りの文章ははっきり言って読み辛い。
途中からは少しずつ読みやすくなっている気がする。
アニメ版と違うところも多いが、面白かった。

国木田の理想に燃える現実主義者という姿は、現実的な理想主義者という蒼の王と紙一重で、一歩間違うと理想か現実のどちらかに潰されてしまうという危うい面を持っているということが印象的だった。
国木田が理想に潰されて自滅するのか、何かを成し遂げることができるのかは今の時点ではわからない。

それにしても、太宰のチート感がすごい。
主人公している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年3月19日
読了日 : 2017年2月6日
本棚登録日 : 2017年3月19日

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