僕が電話をかけていた場所 (メディアワークス文庫)

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本棚登録 : 674
レビュー : 32
著者 :
霧崎寧々さん  未設定  読み終わった 

これはこれでハッピーエンドなのだろうか。
電話の女が指定した陽介の条件は身体的な意味の陽介ではなく、唯の意識的な意味での陽介なのが面白かった。

この話自体コンプレックスにまつわる話であったと思う。

そういえば唯の痣の原因はなんだったのだろうか。
自分に痣が出て、昔痣の合った人に再開したら彼からは痣が消えていたら、心象的には彼の痣が自分に移った、と考えて少なくとも好意的な感情は抱けないと思う。
自分だったらそう思う。

最後の宿村さんの妹さんの伏線らしき部分がよく分からなかった。
いい話だが、多少強引にハッピーエンドにした感じが少し残念。

個人的には後書きのサマーコンプレックスの話のほうが興味深かった。
確かに正しい夏の過ごし方というイメージは、海に行って夏祭りに参加し、友人たちとスイカを食べたり宿題をするために図書館に集まったりするなど漠然としたものがあるが、他の季節にはそこまで具体的なイメージはないように思う。

レビュー投稿日
2017年3月27日
読了日
2017年3月21日
本棚登録日
2017年3月27日
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