3月のライオン 11 (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社 (2015年9月25日発売)
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本棚登録 : 3827
感想 : 222
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羽海野チカさんは高校生のころ、ハチクロで出会った作者。
3月のライオンはまた全然違う作品で最初はなかなか難しいと思ったけど恋愛要素がやはり嬉しい。

しかしこのコミックは少女漫画ではなく、青年だよな?とブクログを書く上で改めて悩んだ。

▼あらすじ
11巻は3姉妹に迫る魔の手、実の父親と対峙する桐山くんの姿がりりしい。
またひなちゃんが天然で進まないー!って思ったり。

▼特におすすめなところ
ハチクロの登場人物はいい人ばかり、みんながみんなまっすぐで、人の気持ちを汲んで悩みもがき、、
3月のライオンでは、本当の悪、人生でどうしても生まれる真黒な人。
そんな人と闘う話がとてもぐっとくる。
社会の中でもきっと出会うであろう悪。常にでなくても、機嫌や間違いで周りとすれちがったり、会話ができなかったり、そんな中でも解決するためにもがく方法が見えると思う。

早く幸せになってほしいけどねw
そのためには幸せにする人たちが多い。

11巻まできて一番いいのは、桐山くんが自分だけの成長じゃなくて、周りのことを考えて周りの幸せが自分の幸せになるということに気付けたことかな。
全体で、「頑張れ青年!」というような表記がよくあるけど、本当にそうだなと、思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年漫画
感想投稿日 : 2016年3月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2016年3月27日

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