ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台

  • KADOKAWA (2016年10月14日発売)
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感想 : 41
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 函館への線路、そして坂道にそこまで深い意味があったとは……!列車ごと船に乗せて運ぶというのは、なかなかスゴい!重さが半端ないだろうに。あと、砲台跡。見晴らしの良さが負から正になるというのが印象的だった。
 川越の喜多院は一度行ったこがあったけど、徳川ゆかりの建物があったとは知らず。というか、川越すごいって単純に思った。
 奈良の平城京は、中学の修学旅行の時に列車の中で建物がぽつんとある」と思っていたけど、そもそも近鉄が横断してるっていうね!何人の修学旅行生が気が付いたことだろうか……。そんな奈良は、東大寺くらいしか見てないんだけど、外京のほうも素敵だなー。中学生の時は思わなかったろうけどー……。それから、修復の技術。長い年月をかけて受け継がれてきたってことを実感する。
 仙台の若林城の話、そしてその跡が刑務所になっているという話がおもしろかった。若林城は伊達政宗が晩年を過ごした秘密の城だけど、俺の我がままで建てたものだから、息子たちには罪はねーよと、廃城を指示するあたりかっこいいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2017年
感想投稿日 : 2017年9月23日
読了日 : 2017年9月23日
本棚登録日 : 2017年9月23日

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