函館への線路、そして坂道にそこまで深い意味があったとは……!列車ごと船に乗せて運ぶというのは、なかなかスゴい!重さが半端ないだろうに。あと、砲台跡。見晴らしの良さが負から正になるというのが印象的だった。
川越の喜多院は一度行ったこがあったけど、徳川ゆかりの建物があったとは知らず。というか、川越すごいって単純に思った。
奈良の平城京は、中学の修学旅行の時に列車の中で建物がぽつんとある」と思っていたけど、そもそも近鉄が横断してるっていうね!何人の修学旅行生が気が付いたことだろうか……。そんな奈良は、東大寺くらいしか見てないんだけど、外京のほうも素敵だなー。中学生の時は思わなかったろうけどー……。それから、修復の技術。長い年月をかけて受け継がれてきたってことを実感する。
仙台の若林城の話、そしてその跡が刑務所になっているという話がおもしろかった。若林城は伊達政宗が晩年を過ごした秘密の城だけど、俺の我がままで建てたものだから、息子たちには罪はねーよと、廃城を指示するあたりかっこいいな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年9月23日
- 読了日 : 2017年9月23日
- 本棚登録日 : 2017年9月23日
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