つげ義春の初期作品のうち、1956~59年に発表されたものを収録。「ねじ式」や「紅い花」等の作品の絵柄と全く違い、手塚治虫風になっている。また、推理物が多いこと、主人公が常に貧乏しているところなど、当時の流行や作者本人の境遇を反映していると思われる作品が多い。あと、昔のマンガは完全に子供向けだったはずだが、結構内容は暗く、かつ重いものが多く、これじゃあんまり売れ無かったろうなと思った次第。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2015年7月25日
- 読了日 : 2015年7月19日
- 本棚登録日 : 2015年7月19日
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