二十世紀旗手 (新潮文庫)

著者 :
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感想 : 69
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天才作家がジャンキーになると、こんなブッ飛んだ文学が創生されるという見本のような作品集。よくもこんなに様々な言葉が湧いてくるものだと感心するが、線ではなく完全な点の文学である。後の代表作「人間失格」のプロトタイプみたいな「HUMAN LOST」で、内妻の悪口を書いた部分が逆に太宰の人間らしさを感じる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2015年10月15日
読了日 : 2015年10月15日
本棚登録日 : 2015年10月15日

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