同郷の天才画家・長谷川等伯。
まさかこの人を主人公にした小説が直木賞になるとは。
もちろん名前ぐらいは知っているが、
この本を読んで想像以上に骨太な人であることに驚いた。
時の寵児であった狩野永徳に真っ向から勝負を挑むタフさにはあきれるばかりだ。
そんな彼がいかにして松林図屏風を書くに至ったのか。
失ったものが大きいからたどり着ける境地があることを知った。
同郷人としってもっと誇るべきであり、知らねばならない人だと思い知った。
ちょうど「清洲会談」を観たばかりだったので、
前田玄以の名前にときめいた。格好いい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・時代小説
- 感想投稿日 : 2013年11月26日
- 読了日 : 2013年11月26日
- 本棚登録日 : 2013年11月26日
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