八雲って確かに霊が見えるけれど、
見えるからこそ
「そんなことするわけがない」と確信して
霊のしわざと思われる、
人間の手による事件を解決しちゃう。
今回は小学校の怪談…
昔、火事で死んだ児童が化けて出てくる…と、
「ぼくは呪われている」と語る男の子の心の闇が、
実はひとつの事件で結びついていることを
解明していく物語。
事件自体は一話完結できっちり解決しながら、
キャラクターに関わる謎が
どんどんリンクしていってるのが気になる。
次の巻も続けて文庫化していくようなので、
乞うご期待…ですな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年6月23日
- 読了日 : 2009年3月28日
- 本棚登録日 : 2022年6月23日
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