吉田スエ子の「嘉間良心中」を読みたくて手に取った。どの作品も秀逸だが、一つだけ共通して言えることは、沖縄の人にとっていまだ戦後は終わっていないということ。基地問題等普段から「終わらぬ戦争」の縮図を我々は目撃しているが、当地の人たちにしてみれば、我々が思っている以上に戦争の遺恨は大きい。そんなことを感じ取れる作品。
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- 感想投稿日 : 2017年2月26日
- 読了日 : 2017年2月26日
- 本棚登録日 : 2017年1月14日
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