妻たちの二・二六事件 (中公文庫 M 9)

著者 :
  • 中央公論新社 (1975年2月10日発売)
3.92
  • (10)
  • (14)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 125
感想 : 16
5

テロ加害者の家族というだけで、加害者側の扱いにされてしまう残酷さ。そして加害者である夫の愛は妻たちにとっては呪縛以外でも何物でもない。事件そのものを忘れてはならないのは勿論だが、それに一生苦しみ続けた加害者家族がいたということも忘れてはならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年11月5日
読了日 : 2017年11月5日
本棚登録日 : 2016年5月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする