シンゴジラよりもずっと重く、心に残る作品だった。この年で見ようと思ったことは私にとって僥倖だったかも。
シンゴジラは、ゴジラという怪獣への恐怖(非英雄化)への原点回帰だったけれど、結局のところ最初の作品は特別なんだと思った。
ゴジラを倒す兵器について、科学者が提供しない理由が、過去多くの大発見が、為政者によって危険なものと扱われてきたことを明確に理解してるからこその葛藤で、とても辛かったし、だからこそ、ラストで彼が自ら兵器を持っていくと言った時、彼の決意がわかってしまった。「俺の脳内にある」はあまりにも布石。
シンゴジラも結局のところエンターテイメントだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2022年6月2日
- 読了日 : 2022年6月1日
- 本棚登録日 : 2022年6月2日
みんなの感想をみる