恐らく男性が読んだらあまり良い気分のしないものかもしれない。
なので女性が読むことをお勧めする。
手塚先生は「戦後の混乱期にたくましく生きる女性を描きたかった」と言っていたようで、なるほどー、、と納得したものだ。
女性がゆえに弱者がゆえに、虫をくらって綺麗に羽ばたく蝶という生き方しか出来ない。
(この時代は)
成功を手にしても、最後にはあのセリフ。
女は羽虫のような蝶としてたくましく生きて、そしてバラバラになって散ってゆく。
男からすると、蝶であらねばならぬがゆえに「虫」として食い潰される恐怖に駆られる訳だから、こういう姿には不快な思いを抱くだろう
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女の持つ弱さを分かってあげて、というメッセージと
女という弱者だからってあなどるなよ?というメッセージと。
ふたつのものを、あえてコレを読んだ男性読者に伝えたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
劇画
- 感想投稿日 : 2018年6月8日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2018年6月8日
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