魔法の扉がしまるとき (6)

  • 平凡社 (2019年9月27日発売)
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わたしの大好きなニューヨークを舞台に最後の闘いが!

コナーがどうやってアレックスを救うのかと思ったら、なんとまぁ『コナーらしい』方法だこと!

めでたしめでたしの意味をもっと早くクリスにおしえてもらえてきたら、わたしの少女時代はもっと生きやすいものだったかも。
かつてのわたしに読ませてあげたいなぁ。

最後にとびきりの言葉をクリスからお借りすることにします。

『私たち作家には、目の前の世界が悪い方向に進みだしたときに新しい世界を生み出すという、大きな力と責任がある。物語の語り手というのは、ただ人を楽しませるだけじゃない……私たちは人々の信念を導く者であり、前に進んでいくために道を作る者であり、魂の科学者なんだ。』

どうかこの言葉が世界中の物語の紡ぎ手に届きますように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月7日
読了日 : 2020年5月7日
本棚登録日 : 2020年5月7日

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