戦後の混乱期、そして航空旅客業の発展期に、後退翼、ジェットエンジン、ワイドボディといったまったく新しいコンセプトとともに生まれた「ジャンボ」B747 の誕生にまつわるノンフィクション。
個人的に一番印象に残ったのは「自社に風洞を持つ」という決断。自社に必要な技術は自社で蓄積するという(エンジニアリング的にも、ビジネス的にも)強い姿勢が、その後 30年以上にわたってボーイング社を支え続けたこの化け物を生み出したのだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2009年2月10日
- 読了日 : 2009年2月10日
- 本棚登録日 : 2009年2月10日
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